「アンゴルモア 元寇合戦記(9)」読了
読了しました。
作者はたかぎ七彦様。
一巻からずっと追っている漫画。
蒙古襲来の話を初めて聞いたのは学校の授業のとき。
日本兵はモンゴルの最新兵器を前に手も足も出なかったが、いわゆる神風が吹き荒れたおかげで侵略を免れたと学んだ記憶があります。
しかし子供心ながらに「源平合戦ではあれだけ鬼神みたいな将兵がゴロゴロといたのに、ちょっと時代が下ったくらいでそんな弱腰になるものか?」と疑問に思っていました。
そんな私の疑問に、この漫画は応えてくれるものでした。
以下、9巻のネタバレ含みます。
これまで様々な策を講じていましたが、ついにモンゴル側の数に物言わせた本土侵攻が始まります。
判官様や火垂たちも討ち死にしてしまい、涙腺脆いワシもう涙目。゚(゚´Д`゚)゚。
蟻塚のように群れる敵兵とその蛮行は、まさにアンゴルモア(たぶん恐怖の大王と掛け合わせていると思う)の襲来といった様相。
山頂に向かえば、掻盾を敷けば、あそこにゆけば助かる——。
そんな必死な想いだけが支えになっている味方たちの皆々を見ていると、これまた涙が。。。
9巻は何かと胸に迫る内容でした。
そして「てつはう」を受け、海に落ちていった迅三郎。
一巻の巻頭に戻ったわけですが、ここからどうなるんでしょうか。
どうかハッピーエンドで終わって欲しい……(´・ω・`)
10巻も楽しみにしております。
では。